手洗い用の石鹸といえば、今やプッシュ式の液体石鹸がメインですが………
これは、石鹸といえば固形であった頃のお話。
とある幼稚園の運動場の、つまり外にある手洗い場にて。
置かれてあった手洗い用の固形石鹸が、次から次へとなくなる事態が発生。
あまりにも頻繁になくなるので、場所が場所だけに、
まさか幼児を狙った変質者の嫌がらせかっ? と保育士たちは戦々恐々(^o^;)
まだ、今のように町の各所に防犯カメラなどなかった時代です。
とにかく犯人を突き止めるため、手洗い場が見える位置に監視カメラを設置。
すると、実にあっけなく犯人が判明………
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ご近所にお住まいのカラス様でした(^o^;)
カラスは賢い鳥ですから、石鹸が食べ物じゃないことは判っていたはず。
おそらく「コレクション」だったのでしょう。
シートン動物記にも、カラスの話がありましたが。
カラスは、実は収集家………人間でいうとコレクターらしいです。
キラキラ・ピカピカしたモノや、白くてツルツルしたモノが大好き♪
カラスを追跡調査すると、彼らは自分だけの秘密の「隠し場所」をもっていて、
そこをこっそり覗かせてもらった人の話によれば………
ガラスの破片、白い陶器の欠片、ビール瓶の王冠、ビー玉 etc ………
どこからもってきたのか、白い碁石まで(^o^;)
碁石なんか、そこらに転がっているわけがない。
人間のお宅から勝手に持ってきた、つまり泥棒したらしい(^o^;)
そんなわけで手洗い場の石鹸も、白くてツルツルしてたから、
カラスにとっては、盗む価値のある魅惑の一品だったのでしょう。
変質者でなくて良かったと、笑い話に終わりましたが、
新品の石鹸を、片っ端から持って行かれてはかなわんので………
幼稚園では、手洗い場に石鹸を置くのはやめたそうです。
まぁ、手洗いは屋内でもできますからね。
そのカラスは、隠し場所に白い石鹸をいくつもため込んで、
それを眺めては、ひとりニヤニヤと悦に入ってたのでしょうか?
光景を想像すると、笑える(^o^)
紀元92年、つまり今から1900年以上も昔。
ベスヴィオス火山の大噴火で、一瞬にして火山灰に埋もれた街、ポンペイ。
その遺跡から、当時の馬車がほぼ完全な形で発掘された、という記事を、
少し前にネットで見て、若い頃に見に行った「ポンペイ展」を思い出しました。
ポンペイの遺跡の何がすごいかって言ったら………
降り注いだ大量の火山灰の下で亡くなった人々のご遺体の姿が、
当時のままに再現できてしまう、ってことでしょう。
埋もれたあとで火山灰が固まり、1900年の歳月の間にご遺体の部分だけが風化し、
キレイな空洞になって残っているので………
そこに石膏やアクリル樹脂を流し込むと、ご遺体の型どりができてしまう(^o^;)
ワタシが見た「ポンペイ展」にも、そうやって型どりされた
当時の「ご遺体」が出展されていましたが。
その中のひとつが、何ともすごかったのではっきりと覚えているんです。
チュニックを着た女性の「ご遺体」でした。服装まで再現できてるのもすごいが(^o^;)
石膏で再現されたその女性は、仰向けで、助けを求めるように両腕を空へ伸ばし、
その伸ばした片方の手のひらに………
当時の貨幣が入った皮の袋を
しっかりと握りしめていた(^o^;)
ご遺体や衣服は風化しても、金属の貨幣はそのまま残りますからねぇ(^o^;)
まさか1900年以上も経って、自分の死にざまを世間にさらす羽目になるなんて、
彼女は思ってもみなかったことでしょう(^o^;)
お金をつかんだまま亡くなった、というのが………
なんとも身につまされる話で、現代でもあり得るかも、と思ってしまった(^o^;)
いや、しかし。
日本ではまだ卑弥呼も生まれていなかった時代に、すでに貨幣が流通してた、
というのも、かなりすごいですよね。
当時の古代ローマ帝国は、まさに世界の中心だったのだな。
コロナのせいで、テレビ業界はロケ地の確保に四苦八苦だとか。
そりゃそうでしょう。
芸能人や俳優が出ていれば、イヤでも見物人で密になる(^o^;)
そんな中でのロケの穴場は、実は霞ヶ関界隈。
官公庁は土日が休みで人出も少ないので、その隙をついて撮影するんだとか。
もちろん、公務員でも土日の関係がない人もいますよね。
言うまでもなく、警視庁の皆さま方です。
2月の終わりか3月の初め頃の、とある日曜日。
たまたま警視庁の窓から、下を眺めた某警察官が………
目を丸くして叫んだ。
外に、綾瀬はるかがいるっ!
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時期はちょうど、冬ドラマ「天国と地獄」が佳境を迎えた頃。
警視庁の窓から見える歩道橋で、主演の綾瀬はるかがロケの真っ最中だったらしい。
それからしばらくの間、その歩道橋が見える窓から、
警察官の皆さま方がロケを見学していた、とネットにありました(^o^;)
気持ちは判らなくもないですが、しかしですね………
………その日、彼らの「事件」は現場ではなく、歩道橋で起こっていた、か(^o^;)
民間の会社ならそれでもいいが。
警察官はちょっと困るよ、うん(^o^;)
ネットサーフィンしてたら「おわハラ」って単語が出てきて。
お、おわハラ? 今度は何の略なんだ?
おわコンなら知ってるけど………(^o^;)
終わったコンテンツ、つまり流行遅れのことですよね?
読んでみたらば「就活終われハラスメント」の略、と書いてあった。
はぁ? 何なの、それっ?
さらに読み進めると、企業の人事部が、内定を出した学生に、
これ以上の就活はやめなさい
目移りしないでウチで働きなさい
………と、就活を終わらせるよう圧力をかけること、だそうです。
お、おそろしや。そんなことするんだ。
確かに、複数の内定を学生がもらった場合、
どこに就職するかの決定権は、学生にあって企業にはない。
しかし企業側としては、内定を出したのに逃げられたんではたまらない。
とはいえ、だからって圧力かけていいと思ってんのか、こら!
そして、思い出した。
我が学生時代にまことしやかに流れた、オソロシイ都市伝説のひとつ………
A社に就職を決めた某学生が、内定が出ていたB社に「お断り」に出向くと
テーブルに、コーヒーとともに千円札が差し出され「クリーニング代です」
は………? と聞き返すよりも早く、目の前の熱々のコーヒーを、
頭上から一気にぶちまけられた、という………(^o^;)
そんなことが許されるほど、
ある意味、のどかな時代ではあった、と思うべきかしら(^o^;)
なんせ40年近く昔の話だからなぁ………(^o^;)