我が家のお猫様の優雅な毎日

アメショのタカヤ君とマンチカンのマル君、虹の橋のレン君のお気楽日記♪

猫と引っ越し狂騒曲

Category: 駄文・雑文・エッセイもどき  
 以前にも書いたように、親が転勤族だったので、子供の頃は3~4年ごとの引っ越しを繰り返してきたが、成人後の引っ越しは2回だけ。その2回目の引っ越しで獲得したのが現在の我が家(マンション)で、親との共有名義の持ち家なので、よほどのことがない限り、次の引っ越しはありえない(はずである)。
 まぁ、南海トラフ巨大地震でマンションが倒壊でもした場合は、その限りでないが………などと縁起でもないことを考えるのは、とりあえず、やめておこう。

 閑話休題。
 その、成人後2回目の引っ越しは、簡単に説明すると、十数年前まで団地住まいだった私の居住空間と、その同じ団地内の別棟で暮らしていた両親の居住空間とを、ひとつに合体して新しい住まいのマンションに移る、というもの。しかも、両親の体調その他を考えに入れた場合、引っ越し作業を二度も繰り返すのは避けたほうがいい、という結論に達したため、購入したマンションへの引っ越しを、私の家と両親の家と、2ヶ所同時に行う、という怒涛の行程が組まれることになった。
 早い話が、私の家の荷物と両親の家の荷物を、同じ日の同じ時刻にマンションの我が家へ運び入れてもらい、あとは数日かけて梱包をほどいて………むにゃむにゃむにゃ。
 ここにこうして書くだけなら簡単だが、実際問題、そんな簡単な作業でなかった、ということだけは間違いがない。思い出すだけでめまいがしそうなので、とにかくここには、新居の中が1週間ほど阿鼻叫喚的様相であった、とだけ記しておこう。

 当時、私の旧宅には、アメリカンショートヘアのオス猫が1匹。これが、今はすでに空の彼方へ旅立ってしまった、長男猫のレンである。引っ越し当日、言うまでもなく、レンはキャリーバッグに詰められて私の手で新居へ移動した。
 旧宅から新居までは、徒歩でわずか数百メートルという近距離だったし、それまでにも、週末の休みの日はキャリーに入って、やはり徒歩で数百メートルの両親宅まで遊びに通っていた(というか、私が連れて行っていた)レンなので、いわゆる短距離の移動には、慣れている。
 問題は、見知らぬ場所、つまり新居に連れてこられて、精神的に落ち着かなくなったり、パニックになったりしないだろうか、ということだったのだが。
 結論から先に言えば、これはまったくの杞憂に終わった。
 レンは、新居に連れてこられても何ひとつ動じることなく、荷物の搬入がすべて終わったあとで、窓とドアは完全に締め切り状態にしてキャリーから出してやると、さっさと出てきて各部屋を点検。運び込まれたダンボールの山を前に、ご機嫌で「お山の大将ごっこ」に興じ、そのあとは、ご恒例の梱包開封作業にも参戦。まるで、生まれた時からこの家にいる、といわんばかりの態度で、何の問題も起こすことなく、新しい我が家の猫となった。
 よくいえば「おっとり」、悪くいえば「鈍感」なタイプの猫というのは、環境の変化に対しても、早い話が「鈍感」ということだろうか。
 そういえば、引っ越しの2週間ほど前から、少しずつ荷物をダンボールに詰めて準備を始めていたわけだが、この作業を一番喜んだのが、人間でなくレンだったことは、いうまでもない(というか、人間がやっててウレシイような作業ではない)。
 まず、私がダンボールを組み立てる。
 そのダンボールに、すかさず、レンが入る。
 レンを追い出して、荷物を詰める。
 が、梱包作業は、ひとつのダンボールが一杯になるまでに、しばらくかかる。
 荷物を半分ほど詰めたダンボールの、あいたスペースに、またレンが入る。
 そのレンを再度追い出し、また荷物を詰める。
 ………以下、その繰り返しが延々と続く。
 新居で梱包をほどく時も同様で、ただ、荷物を詰める作業が、出す作業に代わったというだけの話だ。作業の合間に、ダンボールの中にレンが入り込んでくること自体は、新居でも旧宅でも、変わりなし。
 1週間ほどかけて、どうにかすべての作業を完了し終えた時、へとへとになったのは人間だけで、レンは、何のストレスを感じる様子もなく、食欲も落ちることなく、けろりとしていた。
 引っ越しすら、楽しんでしまう猫。
 まぁ、今となっては、レンの、そのおおらかさが、なつかしい。


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スズメ式警戒警報

Category: 駄文・雑文・エッセイもどき  
 チイチイパッパ~♪ チイパッパ~♪ スズメの学校の先生はぁ~~~♪
 と、歌っているのかどうかは定かでないが、朝は、スズメたちがよく鳴いている。
 スズメといえば、あれは、レンがまだ若かった頃だから、今から十数年前のことになるだろうか。網戸だけ閉めた窓のそばで、レンがお座りして外を見ていたので、私は何気なく、
「レン君、スズメさんが鳴いてるねぇ~」
と、レンを抱き上げて、ベランダに出た。本当に、ただただ、何気なく、そうしただけなのだが。
 その途端。
 それまで、チュンチュン、チッチッ、と明るくさえずっていたスズメの声が、一変した。

 ヂヂッ! ヂヂヂッ! ジュヂヂヂヂィッ!

 私は鳥の鳴き声については、ほとんどよく判らないけれど、素人目(いや、この場合は素人耳か?)にも明らかな、威嚇の鳴き声に変化したのだ。
 え? なんで? 私が何かやったっけ………?
 スズメの鳴き声が変化した原因が、私自身ではなくて、私が抱っこしているレンのほうにあったのだ、と気がつくまでに、数秒の時間を要した。
 よく考えたら(いや、よく考えなくたって)、私にとっては可愛い可愛い愛猫であっても、スズメの立場に立ってみれば、猫は天敵中の天敵なのだ。
 いくら飼い主と一緒だったからといって、スズメが、猫に対して警戒しないほうがどうかしている。彼らがどこで鳴いていたのかは判らないが、脊椎動物の中で、もっとも視力が良いのは鳥類だというから、ベランダに出てきた猫の姿を発見するなど、朝飯前であっただろう。
 あの鳴き声は、威嚇と同時に、周囲の仲間に危険を知らせる警戒警報だったのだ。
「猫発見! 猫発見! ベランダに猫発見! 猫警戒警報発令~~~っ!」
とでも叫んでいたのだろう、と推察できる。

 まぁ、もっとも………
 と、スズメの威嚇の声を聞きながら、私は、レンを見て考えた。
 ただでさえ、本棚の上を普通に歩いていて、足を踏み外すドンくさい猫なのだ。スズメの目から見れば、どんなにドンくさかろうと猫は猫、ということになるだろうが、飼い主の私がどう贔屓目に見ても、レンが、そこらのスズメに飛びかかって捕らえることができるとは、残念ながら、思えない。
 何しろ、一度ベランダにハトが舞い降りてきた時でさえ、しばらくの間、気がつかずにボ~~~ッとしていたことがあるくらいだ(さすがに、ハトに気がついたあとは、窓めがけて突進していったが)。
 もしかしたら、スズメたちも、そこのところはちゃんと見抜いていて、
「猫やでぇ~~~猫やでぇ~~~! ベランダに猫が出てきたでぇ~~~! 飼い主に抱っこなんかされてる、かなりトロそうなおデブやけど、一応、猫は猫やでぇ~~~!」
なんて感じで、叫んでいたとしても、不思議は………ないな、多分。


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猫の名前は変化する

Category: 駄文・雑文・エッセイもどき  
 飼われている犬や猫には、当然ながら名前がある。まぁ、中には、「名前はまだない」のままで一生を終えた猫もいるようだが(明治時代に、某文豪の家で)。
 しかし、我が家の3匹の猫も含めて、最初につけた通りの名前で呼ばれている猫(や犬)が、果たして、どれほどいるのだろうか?
 というのも、名前、とくにペットの名というのは、一緒に暮らすうちに、かなりの割合で、時として意味不明の変化を遂げる場合が、多々あるからだ。「~ちゃん」「~君」と、敬称つきのレベルであるうちはいいが、だんだん、そんなレベルでは済まなくなってくる。飼ってらっしゃる皆さん、大いに、身に覚えがおありでしょ?

 我が家の場合を例にすると、3匹の中で、名前の変化が一番少ないのが、次男のタカヤである。ほとんどの場合、タカヤ、と呼び捨てにするか、タカヤさん(なぜか、さん付け)と呼ぶだけにとどまっている。人間にも付けられる名前だから、変化させにくかったのかもしれない。たま~に、タカ、と略して呼ぶこともあるけれど、それ以上の変化は、彼の名には見られない。ああ、いや、もうひとつあるな。イタズラをされた時限定で、わるタカ、という呼び方が。
 その次に変化が少ないのが、今はもういない長男のレンで、呼び捨てのほかに、レン君、レン殿、レンレン、レン助、といったところだっただろうか。レンは、タカヤのように多くのイタズラはしない猫だったので、その時限定の呼び方もなかったはずだ。

 さて、そして問題は………三男坊のマルである。
 長男、次男とも人間的な名前で、変化させにくかった反動が、ここに来て、一挙に噴出したというべきか。彼の名前の変化は、我が家では無限大に近いモノがある。
 マル君。マルたん。マルちん。これは標準レベル。
 まんマル。まんマルちん。まんまるマルちん。なんだか舌を噛みそうである。
 おマル。おまるマル。おまるまるマル。殆ど意味不明。
 ガニマル。ガニマルちん。ガニーちゃん。前足が見事に外向き、つまりガニマタなので。
 短足。短足マルちん。お短足。言うまでもなく、足が短いから。
 おマンチ、マンチマル、まんまるマンチ。説明など不要だろう。
 プリプリマルちん。プリマル。プリ猫。ここまでくると、もぉ、何が何だか………。

 とっさに思い出せただけでも、これだけある。探せば、まだまだ出てきそうなのだが、これ以上書くと私が混乱しかねないので、やめておく。
 で、呼ばれたマルのほうはどうかといえば、呼び名に「マル」の2文字が入っていた場合、それなりの反応を見せてくれる場合が多い(と思う)。とはいえ、そこは猫なので、ピクピクと耳だけ動かしたり、尻尾だけ揺らして見せたり、という「生返事」であることも多いが。
 ………と、ここまで書いてきて、レン、タカヤ、そしてマルの3匹すべてに当てはまる呼び名が、ひとつだけあることに、気がついた。
 それは、「お猫様」。
「お猫様、ゴハンの用意ができてますよ」
「お猫様、オヤツのお時間でございますよ」
「お猫様、トイレはもうお済みですか?」
 もはや、犬公方綱吉の「生類憐みの令」も真っ青、としか言いようがあるまいな、これでは。


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時効だから書くけれど

Category: 駄文・雑文・エッセイもどき  
 9月もそろそろ、半ばである。
 6月の初旬につけた梅酒が、そろそろ飲めるようになる頃である。
 といっても、今年は、我が家では梅酒は漬けていない。去年と一昨年に漬けた梅酒がまだ残っていて、保管場所に困るから、なのだが。そういえば昔、子供の頃は、母は毎年、梅干しと一緒に梅酒も漬けこんでたなぁ。

 梅酒の梅は、漬けて3ヶ月ぐらいで出してしまわないと、入れたままにしておいた場合、せっかく染み出したエキスを、梅の実がまた吸い込んでしまうことになる、のだそうで。
 つまり、漬けてから3ヶ月、ちょうど飲めるようになってきた今ごろが、梅の実の取り出し時期となる。
 取り出した梅は、母はよく梅ジャムにしていたが、出した直後に、そのまま食べることも多かった。
 ホワイトリカーと氷砂糖の中に、3ヶ月、あるいはそれ以上浸かっていた梅。言うまでもなく、梅の実の中には、溶けた氷砂糖とホワイトリカーが、たっぷりと染み込んでいる。
 もう、とっくの昔に時効だと思うから、敢えて書くが。
 私は子どもの頃から、この、取り出した直後の梅の実が、大好物である。
 アルコール度数40度(以上か?)のホワイトリカーが、たっぷりと染みた梅の実を、小学生の頃は、オヤツ代わりに平気で5~6個は食べていた。
 氷砂糖入りで甘いとはいえ、立派な?未成年飲酒ということになるだろう。
 親は何も言わなかったし(おいおい!)、私も、梅酒の梅=アルコール入りという概念が薄かった。それくらいのアルコールでは酔っぱらわなかったせいである。
 父が相当な酒飲みだったし(そのせいで体を壊してしまったが)、母も飲めない人ではなかったから(母の父、つまり私の祖父も酒豪で、それがもとで亡くなった)、双方の親から酒に強い因子を受け継いだ、ということなんだろうな、多分。
 既に書いたが、ホワイトリカーのアルコール度数は高いから、酒に弱い体質の子どもだったら、梅の実ひとつでひっくり返っていた可能性が高いのだ。

 今にして思えば、私のささやかな「未成年飲酒」に対して、ずいぶんと寛容な親だった。
 梅酒の梅だけではない。
 冬場に風邪をひくと、「体があったまるから」との理由で、たまご酒を作ってくれたし、私も、何の疑問も抱かずに平気でそれを飲んでいた。日本酒にして、100~120㏄ぐらいはあったはずだが………。
 今年は漬けてないけれど、私は梅酒の梅を見るたび、堂々と未成年飲酒をしていたことになる子どもの頃を思い出しつつ、昭和って、おおらかな時代だったなぁ、と感慨に浸ってしまうのである。
 同じ「昭和」の皆さん、あの頃は、どうでしたか?


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色のアオイじゃ~ありませぬ!

Category: 駄文・雑文・エッセイもどき  
 今の時代、メールひとつで、簡単に住所の交換ができるけど。
 私の若い頃は、そんな便利なモノがなかったから、電話で取引先の住所などを確認する場合、ちょっと注意が必要だった。耳で聞いただけでは、どんな漢字を使うのかが判らない場合も多いからだ(人名も同じく)。
 まぁ、判りにくい地名や人名の場合、先方が注釈を入れてくれる場合も多いが、この注釈が判りにくかったりすると、少々ややこしいことになる。
 判りにくさの軽減のため、注釈をつけるはずなのに、その注釈自体が判りにくかったんでは、いったい、何のための注釈ですねん!

 閑話休題。
 私が、自分の仕事でデスクにへばりついてるところへ、ついさっきまで電話で誰かと話してた某同僚が、いきなり、ヌッと首を突っ込んできて(ビックリするから、やめなさい!)、開口一番、
「なぁっ! 『源氏物語』のアオイって、どんな字っ?」
 は………はぁっ? なんですかっ? 『源氏物語』がどうしたって?
 一瞬、脳内回路が混乱しかけたが、2秒半ほどの空白の後、何とか理解できた。
「ああ、『源氏物語』のアオイって、つまり……光源氏のご正室?」
「そうそう! 正室か側室か知らんけど、その、アオイどん!」
 ………アオイどん、はないでしょうが、と思わないでもなかったが。正室と側室とじゃ、エライ違いなんですよ、と思わないこともなかったが。とにかく仕事中だったので、私は、とるものもとりあえず、横のメモ紙に書いてみせた。
 光源氏のご正室、すなわち、葵の上、と。

 どうも、電話で聞いた取引先の住所の中に、この「葵」の文字を使う地名があったらしく、先方がきっぱりと、こう言ったらしいのだ。
「色のアオイじゃありません。『源氏物語』のアオイです」、と。
 確かに、文字の注釈としては、一見、何の問題もないように見える。が、『源氏物語』の内容や登場人物について、ある程度の把握をしておかなければ、理解不可能な注釈だ、とも言える。
 電話の先方の取引先は、『源氏物語』のアオイ、と聞いて、すぐにピンとくる人が、果たして、どれだけ存在すると思っていたのだろうか。
 ああ、いや、だけど………う~ん、そうだな、大和和紀の漫画『あさきゆめみし』の愛読者であれば、古典の『源氏物語』を知らなくても、理解できたんじゃないかな、多分。
 ええ、私も、しっかり読んでました。

 とはいえ、それにしたってねぇ。
 やっぱり、アオイどん、はないでしょ、アオイどんはっっっ!
 高貴にしてみやびやかなる古典絵巻の世界が、一瞬にして、落語の熊さん、八っつぁんの世界になってしまったじゃ~ないですかっ! 葵の上は、世紀の美男子(単なる女たらしともいうが)、光源氏のご正室であって、どっかの長屋のおかみさんじゃないんですからっっっ!
 ところで、この話を書くにあたって、「葵」という地名をネットで検索してみたところ(その当時はネット検索なんてできなかったから)、光源氏のお里の京都ではなくて、名古屋や和歌山のほうに、「葵町」という名があることが判った。いつもながら便利だなぁ、検索システム。


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2001.3.25.生まれ
2011.2. 2.虹の橋へ
(享年9歳と10ヶ月)
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