計算その他、理系に強い部分をつかさどるのは右脳なので、右利きの人より、左利きの人のほうが、理数系には強い傾向があるとか、ないとかいう話を、昔、どこかで聞きかじった気がするが(何せ昔のことなので、今もそう言われてるのかどうか、定かでないが)。
だとすれば、私が理数系にとことん弱かったのは、生まれついての右利きだったせいも、あるってことだろうか(と、またも責任転嫁先を発見した私)。
母曰く、「あんたに、矯正の必要なんかなかったよ。最初から、なんでも右手でやってたもの」、とのことで、どうやら、両親も生来の右利きだったらしく、上記の説を信じるとするなら、親の代からの右利きイコール理数系がダメな家族、というのは、見事な遺伝ということになるらしい。
確かに、親から、箸を持つ手や鉛筆を持つ手を、無理やり変えさせられた記憶はない。
「えっ? 矯正って、左利きを右利きに矯正するのっ?」
と、最近の若い人が聞いたら、びっくりするだろうと思うが、私が子どもの頃、つまり昭和も半ばの時代には、子どもの左利きは、小さいうちに右利きに矯正させるのが、普通だった。
男の子の場合、左利きも多少は大目に見られていたようだが、女性の場合、私と同世代の人たちの中には、「女の子が左利きなんて、とんでもないっ!」という、意味不明の理由のもと(何が、どう、とんでもないのか判らん)、左利きだったものを右利きに矯正させられた人が、かなりの割合で存在したはずだ。
今にして思えば、アホなことをしたものだと思う。そんな意味不明の理屈に惑わされていなければ、今ごろ、物理系や数学系でノーベル賞をもらえるリケジョが、どんどん出ていたかもしれぬのに。
まぁ、今は、矯正などしたら、逆に親が怒られるだろう。子どもの利き手は矯正せず、放っておくべし、と言われるようになったのは、私がとっくに成人したころだったような気がする(かなり記憶が曖昧だが)。
私が若いころに勤めた印刷会社にも、この、矯正の洗礼を受けた同僚が、何人かいた。
矯正を受けた子の大半は、まぁ、多少の紆余曲折はあったとしても、小学校にあがる頃までには、ごく普通の右利きの子になっていた(と思う)が、たま~に、矯正の途中の過程で右と左があやふやになり、中途半端な右利き、あるいは、頭の中で左右の定義が不完全な状態のまま、成人してしまう場合がある(らしい)。
そういえば仕事中、それは右、こっちは左、と指示を受けると、一瞬、動作が固まってしまったり、自転車で走行中に、「左、どっちだっけ?」などと言いだして、一緒にいた私のほうを焦らせた同僚が、いたような、いないような………。
そんな彼女は、もちろんのこと、運転免許を持っていなかった。
持っていなくて幸いだ。自転車に乗って、「左はどっちか」と言ってるレベルなら、まだいいが(あまりよくないか)、車の運転席で、それをやられたら、どうなるか。想像するだに、恐ろしい。
まぁ、左右をきちんと把握している人でも、勝手な思い込みで右と左を取り違えたり、半ば強引に、右を左だと主張したりする場合があるから、これはこれで、要注意ではある。
「この写真、レイアウトは左やな?」
「いや、先方の指示は、右やったで」
「あ、そう。左でエエんやな?」
「ちゃうよ、右やってば」
「うん、判った、だから左なんやな?」
「だから、先方の指示は、右………」
「判ってる、左なんやろ?」
「何を判っとるねんっ! さっきから、右やって言うとるやろがっっっ!」
こんな会話を、上司2人がケンカ腰でやってるのを目撃したら、皆さん、どないします?
ちなみに私は、見ないふりをしておきましたがね。
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母曰く、「あんたに、矯正の必要なんかなかったよ。最初から、なんでも右手でやってたもの」、とのことで、どうやら、両親も生来の右利きだったらしく、上記の説を信じるとするなら、親の代からの右利きイコール理数系がダメな家族、というのは、見事な遺伝ということになるらしい。
確かに、親から、箸を持つ手や鉛筆を持つ手を、無理やり変えさせられた記憶はない。
「えっ? 矯正って、左利きを右利きに矯正するのっ?」
と、最近の若い人が聞いたら、びっくりするだろうと思うが、私が子どもの頃、つまり昭和も半ばの時代には、子どもの左利きは、小さいうちに右利きに矯正させるのが、普通だった。
男の子の場合、左利きも多少は大目に見られていたようだが、女性の場合、私と同世代の人たちの中には、「女の子が左利きなんて、とんでもないっ!」という、意味不明の理由のもと(何が、どう、とんでもないのか判らん)、左利きだったものを右利きに矯正させられた人が、かなりの割合で存在したはずだ。
今にして思えば、アホなことをしたものだと思う。そんな意味不明の理屈に惑わされていなければ、今ごろ、物理系や数学系でノーベル賞をもらえるリケジョが、どんどん出ていたかもしれぬのに。
まぁ、今は、矯正などしたら、逆に親が怒られるだろう。子どもの利き手は矯正せず、放っておくべし、と言われるようになったのは、私がとっくに成人したころだったような気がする(かなり記憶が曖昧だが)。
私が若いころに勤めた印刷会社にも、この、矯正の洗礼を受けた同僚が、何人かいた。
矯正を受けた子の大半は、まぁ、多少の紆余曲折はあったとしても、小学校にあがる頃までには、ごく普通の右利きの子になっていた(と思う)が、たま~に、矯正の途中の過程で右と左があやふやになり、中途半端な右利き、あるいは、頭の中で左右の定義が不完全な状態のまま、成人してしまう場合がある(らしい)。
そういえば仕事中、それは右、こっちは左、と指示を受けると、一瞬、動作が固まってしまったり、自転車で走行中に、「左、どっちだっけ?」などと言いだして、一緒にいた私のほうを焦らせた同僚が、いたような、いないような………。
そんな彼女は、もちろんのこと、運転免許を持っていなかった。
持っていなくて幸いだ。自転車に乗って、「左はどっちか」と言ってるレベルなら、まだいいが(あまりよくないか)、車の運転席で、それをやられたら、どうなるか。想像するだに、恐ろしい。
まぁ、左右をきちんと把握している人でも、勝手な思い込みで右と左を取り違えたり、半ば強引に、右を左だと主張したりする場合があるから、これはこれで、要注意ではある。
「この写真、レイアウトは左やな?」
「いや、先方の指示は、右やったで」
「あ、そう。左でエエんやな?」
「ちゃうよ、右やってば」
「うん、判った、だから左なんやな?」
「だから、先方の指示は、右………」
「判ってる、左なんやろ?」
「何を判っとるねんっ! さっきから、右やって言うとるやろがっっっ!」
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