猫がテーブルに乗らないようにするには、どうすればよいか?
我が家の場合に限って言えば、「そんなことは、ほぼ不可能」である。
何しろ、ジャンプ力がハンパじゃない生き物なのだ。どれほど必死になって制止したところで、ちょっと目を離したスキに、ひらりと飛び乗るなど朝飯前。しつけも何も、あったもんじゃない。というか、個人主義の猫相手に、集団主義の犬と同じしつけを試みたところで、無駄である。
そこで我が家では、基本的に、「人間の食事時以外は、乗ってもOK」という規則を設けた。つまり、私たちの食事中に乗ってきたら、問答無用で追い払ってテーブルから降ろす、という規則である。それ以外の時は、乗ってきても、イタズラをしない限りは放っておく。
しかし、テーブルに刺身や焼き魚が並んだが最後、黙っていないのが猫というもの。三男坊のマルは短足のマンチカンなので、そうそう頻繁に飛び乗ることはないが、次男のタカヤは、こちらがテレビなどに気をとられたスキに、ひらりと飛び乗ってきたりするので、油断がならない。
もちろん、刺身や焼き魚に口をつける前に、私たちに気づかれて追い払われるわけだが、美味しそうな匂いを前に追い払われたタカヤは、当然ながら、「面白くない」。そして、「面白くない」腹いせに、八つ当たりという行動に出る。八つ当たりの相手は、三男坊のマルである。
何もしていないマルを追いかけ回し、後ろからのしかかって首筋を噛んだり、お尻を噛んだり。マルも反撃を試みるものの、5キロのタカヤと3.5キロのマルでは、体格に差がありすぎて、到底かなわない。
たまりかねたマルが、「降参、降参~~~!」とお腹を見せても、タカヤの八つ当たりは収まらず、ひっくり返ったマルのお腹にまで噛みついて、さすがに、このあたりで母と私から怒られ、やっとあきらめることになる。
まぁ、マルがお腹やお尻にケガをしたことは一度もないので、多分、タカヤなりに噛む力を手加減しているのだろう、とは思うが、八つ当たりされたマルにしてみれば、いい迷惑な話である。当然のことながら、「面白くない」。
そして、「面白くない」腹いせに、今度は、マルの八つ当たりが始まる。
八つ当たりの相手は、猫用の「水入れ」。猫がいつでも水を飲めるように、我が家では、3つの水入れを家の3ヶ所に設置しているのだが。このうちのひとつが、標的となるのだ。
まず、水入れの縁に手をかけて、ズズズッと、手前に引っ張る。かなり大きな水入れで、重量もあるので、ひっくり返すことはできないが、手前に引っ張って動かしただけでも、勢いがついて、中の水が飛び出してしまう。
次に、水入れの中に手を突っ込んで、バッチャバッチャと、かき回す。かき回しては、濡れた手を舐め舐め、さらにもう一度(と言わず二度三度)、バッチャバッチャ………。
ピツチピッチ♪ チャップチャップ♪ ランランラン~~~♪ と、鼻歌でも出てきそうなほど、一見するとご機嫌に見えるが、タカヤに八つ当たりされた時に限って、この水入れバチャバチャをやってのけるところを見ると、どう考えたって、八つ当たり以外の何物でもなかろう。
水入れの周囲は、あっという間に、水びたし。
それを拭くのは、私たちである。ということは、つまり、
タカヤをテーブルから追い払う。
↓
タカヤがマルを、八つ当たりで追い回す。
↓
マルが、八つ当たりで水入れの水をこぼす。
↓
こぼれた水を拭くのは、私たち。
という連鎖が成り立つのであって、タカヤの八つ当たりは最終的に、実に立派な、私たちへの仕返しとして功を奏していることに………なるような、ならないような。
まさか、タカヤがそこまで考えて、マルに八つ当たりしているわけではない、と思いたいが。
どっちにしても、人間が猫に「踊らされてる」図であることに、変わりはないでしょうな。
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我が家の場合に限って言えば、「そんなことは、ほぼ不可能」である。
何しろ、ジャンプ力がハンパじゃない生き物なのだ。どれほど必死になって制止したところで、ちょっと目を離したスキに、ひらりと飛び乗るなど朝飯前。しつけも何も、あったもんじゃない。というか、個人主義の猫相手に、集団主義の犬と同じしつけを試みたところで、無駄である。
そこで我が家では、基本的に、「人間の食事時以外は、乗ってもOK」という規則を設けた。つまり、私たちの食事中に乗ってきたら、問答無用で追い払ってテーブルから降ろす、という規則である。それ以外の時は、乗ってきても、イタズラをしない限りは放っておく。
しかし、テーブルに刺身や焼き魚が並んだが最後、黙っていないのが猫というもの。三男坊のマルは短足のマンチカンなので、そうそう頻繁に飛び乗ることはないが、次男のタカヤは、こちらがテレビなどに気をとられたスキに、ひらりと飛び乗ってきたりするので、油断がならない。
もちろん、刺身や焼き魚に口をつける前に、私たちに気づかれて追い払われるわけだが、美味しそうな匂いを前に追い払われたタカヤは、当然ながら、「面白くない」。そして、「面白くない」腹いせに、八つ当たりという行動に出る。八つ当たりの相手は、三男坊のマルである。
何もしていないマルを追いかけ回し、後ろからのしかかって首筋を噛んだり、お尻を噛んだり。マルも反撃を試みるものの、5キロのタカヤと3.5キロのマルでは、体格に差がありすぎて、到底かなわない。
たまりかねたマルが、「降参、降参~~~!」とお腹を見せても、タカヤの八つ当たりは収まらず、ひっくり返ったマルのお腹にまで噛みついて、さすがに、このあたりで母と私から怒られ、やっとあきらめることになる。
まぁ、マルがお腹やお尻にケガをしたことは一度もないので、多分、タカヤなりに噛む力を手加減しているのだろう、とは思うが、八つ当たりされたマルにしてみれば、いい迷惑な話である。当然のことながら、「面白くない」。
そして、「面白くない」腹いせに、今度は、マルの八つ当たりが始まる。
八つ当たりの相手は、猫用の「水入れ」。猫がいつでも水を飲めるように、我が家では、3つの水入れを家の3ヶ所に設置しているのだが。このうちのひとつが、標的となるのだ。
まず、水入れの縁に手をかけて、ズズズッと、手前に引っ張る。かなり大きな水入れで、重量もあるので、ひっくり返すことはできないが、手前に引っ張って動かしただけでも、勢いがついて、中の水が飛び出してしまう。
次に、水入れの中に手を突っ込んで、バッチャバッチャと、かき回す。かき回しては、濡れた手を舐め舐め、さらにもう一度(と言わず二度三度)、バッチャバッチャ………。
ピツチピッチ♪ チャップチャップ♪ ランランラン~~~♪ と、鼻歌でも出てきそうなほど、一見するとご機嫌に見えるが、タカヤに八つ当たりされた時に限って、この水入れバチャバチャをやってのけるところを見ると、どう考えたって、八つ当たり以外の何物でもなかろう。
水入れの周囲は、あっという間に、水びたし。
それを拭くのは、私たちである。ということは、つまり、
タカヤをテーブルから追い払う。
↓
タカヤがマルを、八つ当たりで追い回す。
↓
マルが、八つ当たりで水入れの水をこぼす。
↓
こぼれた水を拭くのは、私たち。
という連鎖が成り立つのであって、タカヤの八つ当たりは最終的に、実に立派な、私たちへの仕返しとして功を奏していることに………なるような、ならないような。
まさか、タカヤがそこまで考えて、マルに八つ当たりしているわけではない、と思いたいが。
どっちにしても、人間が猫に「踊らされてる」図であることに、変わりはないでしょうな。
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