人に抱っこされるのが平気か否か、これはもう、猫の性格による、としか言いようがないが、我が家の3匹の猫の中で、抱っこが可能だったのは、すでにいない長男猫のレンだけである。
次男と三男は、抱き上げて10秒ともたずに暴れ出すので、とても、抱っこして玄関の外やベランダに連れ出すなど無理なのだが、唯一、レンだけは、それが可能な猫だった。
夕方、マンション1階の郵便受けに夕刊を取りに行く時など、私に抱っこされてエレベーターに乗ったり、階段を降りたりしても平気だったくらいだ。ペットOKのマンションだから、犬や猫を連れていても、文句を言われることはないし、私も、気楽にレンを抱っこして、マンション内の廊下を闊歩していた。
ただ、文句を言われたことはなくとも、連れていたレンに関して、実に率直な感想を述べられ、目が点になりかけたことなら………何度か、ある。
レンを抱っこして、玄関の外に立っていたら、そばの非常階段を駆け下りてきた、小学校の中学年ぐらいの男の子(もちろん知り合いではない)が、レンを見て、一言。
「うわっ! でっかい!」
あまりにも正直すぎる表現だったので、私の脳内回路が、その意味を把握するのに、しばらくかかった(もちろん、把握ができた時は、その小学生の姿は、とっくになかった)。
………はぁ? でっかい?
今の子、でっかいって言ったよな?
そうですか? うちの猫、そんなに、でっかいですか?
………って、アカン! 自問自答してる場合ではない!
もちろん、私だって、レンが小さな猫だと思っていたわけでは、決して、ない。
アメリカンショートヘアの男の子は、それなりに大きくなると聞いていたし、実際、レンの体重は、最盛期には5.5キロほどあったから、「まぁ、お世辞にも、小さいとは言えんな」と思っていた。
思ってはいたが、猫ブログを何気なく見ていると、同じアメショーでも、5キロどころか6キロ超え、7キロ超えの猫がざらにいるので、どうも、感覚が鈍くなってしまったらしい。
つまり、私の目には、レンは「ちょっとだけ大きいサイズの猫」として映っていたのだが、もしかして、違ったのだろうか? ちょっとだけどころか、かなり大きいサイズだったのだろうか?
この時の小学生の発言に輪をかけるように、別の日、同じようにレンを抱っこして外に立っていたら、今度はたまたま通りかかった、マンション内清掃員のおばちゃんが、
「うわ、びっくりしたっ! 大きいから犬かと思ったら、なんや、猫かいな!」
犬かと思った………イヌカトオモッタ………ええ、そうなんです、アメリカンショートヘアという種類の犬なんです! って、ちゃいますやろっっっ! この子は、猫ですっっっ!
また、別の日には(まだあるんかい、とツッコまないように)、とうとう、お隣の旦那さんから、
「いや~、こりゃまた、大きくて立派な猫ですなぁ~」
と、ほめられたんだか驚かれたんだか呆れられたんだか、よく判らないお言葉を頂戴するに及んで、猫ブログ内の大きな猫に感覚が鈍っていた私も、はっきりと認識せざるを得なかった。
レンは、標準的な体格の猫と比べて、かなり大きいほうなのだ、と。
確かに、日本人がもっともよく見慣れているはずの、いわゆる和猫と比較すると、レンの体格は、どう贔屓目に見たって、大きい。仕事帰りや買い物帰りに、時々、三毛やブチの野良猫を見かけるが、どの子も、レンと比べたら子猫並みの小ささだ。まぁ、野良だと栄養状態もよくないだろうから、余計に体格は小さいのだろうけど。
それにしても皆さん方、5キロ台のレンを「でかい」だの「大きい」だのと言ってて、7キロや8キロサイズの猫を見たら、いったい何とおっしゃるつもりなんでしょうなぁ?
猫に見えるけど、ホンマは猫じゃないんとちゃうか? とでも言い出しかねない。
ああ、そういえば、ひとり、いた。
7キロ超えの自分の愛猫(アメショーのオス)を、抱きかかえながら、
「こいつ、ホンマは、猫とちゃいますねん。タヌキですねん」
と、言った人が。
こういう人を、こちらでは、「大阪人のカガミ」と呼ぶ。
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次男と三男は、抱き上げて10秒ともたずに暴れ出すので、とても、抱っこして玄関の外やベランダに連れ出すなど無理なのだが、唯一、レンだけは、それが可能な猫だった。
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ただ、文句を言われたことはなくとも、連れていたレンに関して、実に率直な感想を述べられ、目が点になりかけたことなら………何度か、ある。
レンを抱っこして、玄関の外に立っていたら、そばの非常階段を駆け下りてきた、小学校の中学年ぐらいの男の子(もちろん知り合いではない)が、レンを見て、一言。
「うわっ! でっかい!」
あまりにも正直すぎる表現だったので、私の脳内回路が、その意味を把握するのに、しばらくかかった(もちろん、把握ができた時は、その小学生の姿は、とっくになかった)。
………はぁ? でっかい?
今の子、でっかいって言ったよな?
そうですか? うちの猫、そんなに、でっかいですか?
………って、アカン! 自問自答してる場合ではない!
もちろん、私だって、レンが小さな猫だと思っていたわけでは、決して、ない。
アメリカンショートヘアの男の子は、それなりに大きくなると聞いていたし、実際、レンの体重は、最盛期には5.5キロほどあったから、「まぁ、お世辞にも、小さいとは言えんな」と思っていた。
思ってはいたが、猫ブログを何気なく見ていると、同じアメショーでも、5キロどころか6キロ超え、7キロ超えの猫がざらにいるので、どうも、感覚が鈍くなってしまったらしい。
つまり、私の目には、レンは「ちょっとだけ大きいサイズの猫」として映っていたのだが、もしかして、違ったのだろうか? ちょっとだけどころか、かなり大きいサイズだったのだろうか?
この時の小学生の発言に輪をかけるように、別の日、同じようにレンを抱っこして外に立っていたら、今度はたまたま通りかかった、マンション内清掃員のおばちゃんが、
「うわ、びっくりしたっ! 大きいから犬かと思ったら、なんや、猫かいな!」
犬かと思った………イヌカトオモッタ………ええ、そうなんです、アメリカンショートヘアという種類の犬なんです! って、ちゃいますやろっっっ! この子は、猫ですっっっ!
また、別の日には(まだあるんかい、とツッコまないように)、とうとう、お隣の旦那さんから、
「いや~、こりゃまた、大きくて立派な猫ですなぁ~」
と、ほめられたんだか驚かれたんだか呆れられたんだか、よく判らないお言葉を頂戴するに及んで、猫ブログ内の大きな猫に感覚が鈍っていた私も、はっきりと認識せざるを得なかった。
レンは、標準的な体格の猫と比べて、かなり大きいほうなのだ、と。
確かに、日本人がもっともよく見慣れているはずの、いわゆる和猫と比較すると、レンの体格は、どう贔屓目に見たって、大きい。仕事帰りや買い物帰りに、時々、三毛やブチの野良猫を見かけるが、どの子も、レンと比べたら子猫並みの小ささだ。まぁ、野良だと栄養状態もよくないだろうから、余計に体格は小さいのだろうけど。
それにしても皆さん方、5キロ台のレンを「でかい」だの「大きい」だのと言ってて、7キロや8キロサイズの猫を見たら、いったい何とおっしゃるつもりなんでしょうなぁ?
猫に見えるけど、ホンマは猫じゃないんとちゃうか? とでも言い出しかねない。
ああ、そういえば、ひとり、いた。
7キロ超えの自分の愛猫(アメショーのオス)を、抱きかかえながら、
「こいつ、ホンマは、猫とちゃいますねん。タヌキですねん」
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どっちかっていうと骨格がシッカリしてる気がするんで、それなりな体重
はあったんですね!
とは言っても、野良出身なのに、6㎏越えの仔を毎日見てるので、感覚が
麻痺してるかも知れないIrisですが…。