9月もそろそろ、半ばである。
6月の初旬につけた梅酒が、そろそろ飲めるようになる頃である。
といっても、今年は、我が家では梅酒は漬けていない。去年と一昨年に漬けた梅酒がまだ残っていて、保管場所に困るから、なのだが。そういえば昔、子供の頃は、母は毎年、梅干しと一緒に梅酒も漬けこんでたなぁ。
梅酒の梅は、漬けて3ヶ月ぐらいで出してしまわないと、入れたままにしておいた場合、せっかく染み出したエキスを、梅の実がまた吸い込んでしまうことになる、のだそうで。
つまり、漬けてから3ヶ月、ちょうど飲めるようになってきた今ごろが、梅の実の取り出し時期となる。
取り出した梅は、母はよく梅ジャムにしていたが、出した直後に、そのまま食べることも多かった。
ホワイトリカーと氷砂糖の中に、3ヶ月、あるいはそれ以上浸かっていた梅。言うまでもなく、梅の実の中には、溶けた氷砂糖とホワイトリカーが、たっぷりと染み込んでいる。
もう、とっくの昔に時効だと思うから、敢えて書くが。
私は子どもの頃から、この、取り出した直後の梅の実が、大好物である。
アルコール度数40度(以上か?)のホワイトリカーが、たっぷりと染みた梅の実を、小学生の頃は、オヤツ代わりに平気で5~6個は食べていた。
氷砂糖入りで甘いとはいえ、立派な?未成年飲酒ということになるだろう。
親は何も言わなかったし(おいおい!)、私も、梅酒の梅=アルコール入りという概念が薄かった。それくらいのアルコールでは酔っぱらわなかったせいである。
父が相当な酒飲みだったし(そのせいで体を壊してしまったが)、母も飲めない人ではなかったから(母の父、つまり私の祖父も酒豪で、それがもとで亡くなった)、双方の親から酒に強い因子を受け継いだ、ということなんだろうな、多分。
既に書いたが、ホワイトリカーのアルコール度数は高いから、酒に弱い体質の子どもだったら、梅の実ひとつでひっくり返っていた可能性が高いのだ。
今にして思えば、私のささやかな「未成年飲酒」に対して、ずいぶんと寛容な親だった。
梅酒の梅だけではない。
冬場に風邪をひくと、「体があったまるから」との理由で、たまご酒を作ってくれたし、私も、何の疑問も抱かずに平気でそれを飲んでいた。日本酒にして、100~120㏄ぐらいはあったはずだが………。
今年は漬けてないけれど、私は梅酒の梅を見るたび、堂々と未成年飲酒をしていたことになる子どもの頃を思い出しつつ、昭和って、おおらかな時代だったなぁ、と感慨に浸ってしまうのである。
同じ「昭和」の皆さん、あの頃は、どうでしたか?
★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
ハンドメイドマーケット「tetote」に出品中♪

作品名:【送料無料】作品2 猫ちゃんが一杯♪の巾着
クリエイター:ねこぎんちゃく
作品価格:1,310円
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ハンドメイドマーケット「tetote」でのクリエイター名は、「ねこぎんちゃく」と申します。
猫と巾着、猫の腰ぎんちゃく、などと考えていたら、こんな名前になりました♪
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6月の初旬につけた梅酒が、そろそろ飲めるようになる頃である。
といっても、今年は、我が家では梅酒は漬けていない。去年と一昨年に漬けた梅酒がまだ残っていて、保管場所に困るから、なのだが。そういえば昔、子供の頃は、母は毎年、梅干しと一緒に梅酒も漬けこんでたなぁ。
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もう、とっくの昔に時効だと思うから、敢えて書くが。
私は子どもの頃から、この、取り出した直後の梅の実が、大好物である。
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氷砂糖入りで甘いとはいえ、立派な?未成年飲酒ということになるだろう。
親は何も言わなかったし(おいおい!)、私も、梅酒の梅=アルコール入りという概念が薄かった。それくらいのアルコールでは酔っぱらわなかったせいである。
父が相当な酒飲みだったし(そのせいで体を壊してしまったが)、母も飲めない人ではなかったから(母の父、つまり私の祖父も酒豪で、それがもとで亡くなった)、双方の親から酒に強い因子を受け継いだ、ということなんだろうな、多分。
既に書いたが、ホワイトリカーのアルコール度数は高いから、酒に弱い体質の子どもだったら、梅の実ひとつでひっくり返っていた可能性が高いのだ。
今にして思えば、私のささやかな「未成年飲酒」に対して、ずいぶんと寛容な親だった。
梅酒の梅だけではない。
冬場に風邪をひくと、「体があったまるから」との理由で、たまご酒を作ってくれたし、私も、何の疑問も抱かずに平気でそれを飲んでいた。日本酒にして、100~120㏄ぐらいはあったはずだが………。
今年は漬けてないけれど、私は梅酒の梅を見るたび、堂々と未成年飲酒をしていたことになる子どもの頃を思い出しつつ、昭和って、おおらかな時代だったなぁ、と感慨に浸ってしまうのである。
同じ「昭和」の皆さん、あの頃は、どうでしたか?
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梅酒の実、おいしいですよね。
私も好きでしたよ。
うちは未成年と一緒にお酒(ビール)を飲む習慣があったので、
立派なビール飲みに育ちましたね~
父の夢が子供と酒を飲む、だったので、
相当早くから夢をかなえたみたいです。
中学生になると週に1回は渋谷のビアホールに両親と大ジョッキを何杯か飲みに行ってました。
(それ以外の日はおうちで)
高校進学の進路相談もビアホールでビールを飲みながらでしたっけ。
おおらか以上な家庭でした。